経 歴


   

  林 文博(はやし ふみひろ)
  福岡県生まれ

  大学卒業後に8年間サラリーマンとして働きました。会社5年目に心の迷路に入り退職も考えましたが、正月の帰省時に阿蘇山麓で突然の回復を体験し、それ以降自分を素直な言葉で表現することができるようになりました。 同時に、芸術や文学、また人間の心とコミュニケーションの世界にそれまでにはなかった興味が芽生え職業を変更、4年後にスピーチセラピーの世界に入りました。ST(Speech Therapist 言語聴覚士)として病院、学校で10年間の小児・成人の臨床と専門教育に携わりましたが、教員の仕事で心身ともに行き詰まりを感じて離脱、、、1年後に独立しました。上の写真は独立前の「超」長期休暇の時に這うようにして登ったネパールヒマラヤのPoonHill(3200m)での一枚です。

  独立後はしばらく臨床から離れ、長年取組んいたAAC(拡大・代替コミュニケーション)用のシンボルでもあるピクトグラムのデザインとそのJIS化(JIS T0103:2005 標題コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則)に参画。調査の1年を除き、ワーキンググループの一員として3年間にわたり原則作りから記号例としてのデザインまで全てに関りました。その後、絵記号ベースの関連ツールの企画やアプリ開発にも取組みましたが、モバイル時代の前で、開発したアプリは日の目をみることはありませんでした。。JIS関連が一段落した後に臨床に復帰し、訪問リハビリテーションや非常勤として介護施設、小児の通園施設などで臨床に取組んでいたところ、ABA(応用行動分析)と出会いました、、、この衝撃的な出会いを契機に2016年にオフィスを法人化し春日市で児童発達支援事業所を立ち上げました。

  臨床でのポリシーは、一人一人、ケースごとに最善を尽くすこと。発達障害の分野でとりわけてエビデンスが豊かなABA(応用行動分析)を始めとし、JIS絵記号を取り入れたPECS(絵カードコミュニケーションシステム)やAAC(拡大・代替コミュニケーション)による支援を行っています。また、ライフワークとして、ピクトグラム・JIS絵記号を用いた異言語間および、言語・コミュニケーションにハンディをもつ人々と健常者の橋渡しの視覚言語システムを創ることに取り組んでいます。


 1982  中央大学文学部卒業
 1990  日本ビクター蝓文宗JVC・KENWOOD)退社
 1991  名古屋文化学園言語聴覚科(現・日本福祉大学中央福祉専門学校)卒業
 1991  細木病院・言語室
 1999  名古屋文化学園言語聴覚科・講師
 2002  オフィス・スローライフ 代表
 2007  「ピクトグラムの利用と普及を考える会」設立(2015まで)
 2008  訪問言語サービス「素浪来扶(すろうらいふ)」開設(2016まで)
  2016  オフィス・スローライフ法人化 株式会社オフィス・スローライフ設立  
 2016    児童発達支援事業所「マママとままま」 開設

資格・所属学会など

 言語聴覚士
 普通教諭免許(社会科)
 英検準一級

 日本コミュニケーション障害学会
 日本行動分析学会
  日本自閉症スペクトラム学会
 日本福祉のまちづくり学会
 NPOつみきの会

  *以下AAC/ピクトグラム関連にリンクが貼ってあります。

著書・作品・他 

 林 文博・井上智義・藤沢和子 1998 視覚シンボルによるコミュニケーション日本版PIC絵カード集、ブレーン出版
 林 文博・岸上敦子 2001 視覚シンボルによるコミュニケーション(改訂版)シンボルデザイン ブレーン出版
 林 文博  2003  視覚シンボルの認知〜PICシンボルの視知覚特性  清水寛之(編著)視覚シンボルの心理学、ブレーン出版  p21-46
 林 文博  2003 NHKデジタル教材 南極Webホームページ チャット用絵文字デザイン  
 林 文博  2003 PICシンボルデータベース(CD-ROM) 非売品
 林 文博・岸上敦子  2003 コミュニケーション支援用絵記号(共用品機構) 参考例313個のデザイン
 林 文博 2005  国際こども図書館展示会「読書の楽しみをすべての子供たちに」 案内用他ピクトグラムのデザイン 
 林 文博・井上智義 2005  ピックブック(PICBOOK) ブレーン出版
 林 文博 2006 ウェブサイト「ピクトグラム&コミュニケーション」公開
 林 文博 2007 ブログ 「ピクトグラムの利用と普及を考える会」開設(2014まで)
 林 文博 2007 DTPworld 1月号特集「ピクトグラムの世界」p54-57「コミュニケーションとピクトグラムの可能性」 螢錙璽スコーポレーション
 林 文博 2010 日本コミュニケーション障害学会 シンボルマークデザイン
 林 文博 2013 FaceBook ファンページ "ピクトグラム& コミュニケーション " 開設
  林 文博 2016 インクルーシヴなコミュニケーション社会へ向けたピクトグラム・JIS絵記号の活用  「誤使用・誤操作を防ぐ製品設計・デザインと安全性評価」蟲蚕兢霾鷆┣ p275-283
  林 文博 2017 インクルーシヴなコミュニケーション社会へ向けたピクトグラム・JIS絵記号の活用   月刊「研究開発リーダー」 3月号 蟲蚕兢霾鷆┣顱p37-44
     
学会発表・論文

 林 文博 1995 自発唖を呈した混合型超皮質性失語の一例 第19回日本失語症学会(現:高次脳機能障害学会) 於)名古屋市
 林 文博 1997 ピッチの変調により改善を示した声帯溝症二例 第23回日本聴能言語学会(現:コミュニケーション障害学会) 於)広島市
 林 文博・井上智義・藤沢和子 2000 日本版PICシンボルの追加語彙選定に関する検討 第38回日本特殊教育学会 於)静岡市
 林 文博・柳 泰久・北神慎司・井上智義 2010 ピクトグラムを利用した視覚シンボルコミュニケーションシステムの提言 第3回国際ユニヴァーサルデザイン会議  於)浜松市
 林 文博・山本恵仙・洲脇道弘 2011 鼻咽腔閉鎖不全例の改善とNSVの適応 第37回日本コミュニケーション障害学会 於)長野市
 林 文博・井上智義・小島哲也 2011 コミュニケーション支援用絵記号標準化および普及と課題 第37回日本コミュニケーション障害学会 於)長野市
 林 文博・中川和紀 2012 約2年の訪問リハビリテーションで認知・行為面の改善を示した無動無言症の一例 第38回日本コミュニケーション障害学会 於)三原市
 林 文博  2012 ネット・スマホ・タブレットを利用した支援者主導のAACアプリケーション企画提案 第38回日本コミュニケーション障害学会 於)三原市
 林 文博・永尾歩美  2015 ABA(応用行動分析)に基づく通園施設での支援と効果 第41回日本コミュニケーション障害学会 於)福岡市 
  林 文博  2015 自閉症重度例における動作模倣の獲得について 第33回日本行動分析学会 於)明星大学 日野市
 浅野涼子・林 文博  2017 幼稚園に通うASD児へのABAプログラムに基づく訓練・親支援の効果 第16回自閉症スペクトラム学会 於)福岡市


研究会・講演会(口頭発表)

 林 文博 1994   皮質下に病巣をもつWernicke失語の一例 第1回高知神経心理研究会 
 林 文博 1994  自発語のない混合型超皮質性失語の一例  第4回高知神経心理研究会 
 林 文博 1996 ダウン症児1年半の経過  第1回高知県言語聴覚士会研究会 
 林 文博 1996 嚥下障害患者約3年の経過 第5回高知音声言語嚥下研究会 
 林 文博 1996 視覚シンボルによるコミュニケーション〜失語症者への適応の可能性について 第16回高知県リハビリテーション研究会 
 林 文博 1997 重度の構音障害児約2年の訓練経過 第11回発達・障害・教育研究会 於)京都市
 林 文博 1997 講師 「日本版PICの指導事例」 日本聴能言語士協会・大阪支部 於)大阪市
 林 文博・松田勇蔵、他 1997 失語症にて発症、抑うつ状態、痴呆を経て嚥下障害を呈した多発性脳梗塞の一例 第30回四国脳卒中研究会 於)高知市
 林 文博 1997 重度の構音障害児約2年の訓練経過 第7回高知音声言語嚥下研究会
 林 文博・岡崎さやか、他 1997 読字、書字障害および知的低下を示した原発性側索硬化症の一例 第14回高知神経心理研究会
 林 文博 1998 PICシンボルを利用したコミュニケーションツール機能案 第16回高知神経心理研究会
 林 文博 1998 PICシンボルの視知覚特性 日本PIC研究会・講習会 於)同志社大学(京都市) 
 林 文博 1999 日本PIC研究会シンポジウム「PICの失語症者への適応の可能性」 日本PIC研究会・講習会 於)聖心女子大(東京都)
 林 文博 2003 日本PIC研究会シンポジウム「ユニバーサルデザインへ〜PICシンボルとJIS絵記号の作図原則」 日本PIC研究会・講習会 於)同志社大学(京都市)
 林 文博 2009 NPOながさきハンディキャップトセンター シンポジウム〜活かそう!コミュニケーションボード   於)長崎市
 林 文博 2010 鼻咽腔閉鎖不全例の改善とNSVの適応 第9回九州言語聴覚士合同学術集会 於)佐賀市
 林 文博 2010 コミュニケーション支援用絵記号の標準化と普及について 第9回九州言語聴覚士合同学術集会(大会長賞受賞) 於)佐賀市
 林 文博 2015 コミュニケーション支援用絵記号(JIS絵記号)の課題と展望 第14回福祉のまちづくり学会九州大会 於)北九州市

共同研究・他

 中平 光彦・土師知之・林 文博 1997 延髄の梗塞による嚥下障害3例 高知県医師会医学会
 岡崎さやか・林 文博、他 1997 読字、書字障害および知的低下を示した原発性側索硬化症の一例 第6回言語障害臨床学術研究会発表論文集 p91-103
 林 文博  高知県「生命(いのち)の基金」研究助成 1998
 竹林美佳・林文博・岡本竜 1998  PICを用いた成人失語症者用 コミュニケーションツールの開発 電気関係学会四国支部連合大会 講演論文集 p304
 岡本竜・林 文博 1998 ピクト・イデオグラムを用いた失語症者用コミュニケーションツールの開発 電気通信普及財団・研究調査報告書 p436-444
 井上智義・林 文博 2003 「障害者」に配慮した情報とは? 心理学ワールド21号p13-16  日本心理学会
 林 文博 2005 「絵記号って何?」北海道新聞連載記事 10月〜2006年3月
  Yamana, Y., Fujisawa, K., Inoue, T., & Hayashi, F. (2006)How young children name ideograms?: Animated ideograms helps them comprehend the abstract meanings of verbs. Poster presented at the 19th Biennial Meeting International Society for the Study of Behaviounal Developmant.
 北神慎司・ 高橋知世・林 文博 2013 診療科ピクトグラムの開発と評価 〜ピクトグラムの理解に関する認知心理学的研究〜 デザイン学研究 BULLETIN OF JSSD Vol.60 No.4 P45-50
 林 文博 2013 FM J−WAVE "TOKYO MORNING RADIO〜Tokyo Dictionary" ピクトグラムとオリンピックについて(インタビュー) 
 Kentaro Inomata,Shinji Kitagami,Fumihiro Hayashi (2015)  Comparing Three-Quarter View With Front or Side View in Pictograms Psychonomic Society's 56th Annual Meeting, Chicago.


 日本規格協会 PIC調査委員会委員 2001〜2002
 日本規格協会 絵記号作成会委員  2003  


  *ST(Speech Therapy)とAAC/ピクトグラムに関することなら何でもお尋ね下さい!  連絡先:slowlife.office●gmail.com  ●=@

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