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コミュニケーションチャーム
〜ハンディのある人をサポートする心意気を示すサインです!!〜
コミュニケーションチャーム

*コミュニケーションチャームはNPOピープルデザイン研究所による手のひらサイズのコミュニケーションボードです。ベルトや鞄などに付けておき、街中で「ハンディのある人、困っているひとをサポートします!」という意志を示すものです。チャームを持つ人の心意気もボードデザインもクールですね(^^)

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PICTOPRINT
 ver.3.0

〜PICシンボルデータベース&超簡単!印刷ソフト!〜


当サイトのシンボル(約1400個:2010年当時)とスウェーデンなど他国で制作されたPICシンボル計約2700語を収録した印刷専用のソフトです。コミュニケーション支援ボード用にご利用下さい。とっても使い良いソフトです♪


ピクトプリントver.3.0


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サイトの案内
   
  ピクトグラム、初めまして 

 皆さん、こんにちは。「ピクトグラム&コミュニケーション」へようこそ!!

  このサイトは絵文字として知られるピクトグラム(pictogram)のサイトです。ピクトグラムは言葉ではなく絵ですが、言葉を超える世界共通のシンボルと言えます。その豊かな可能性についてご紹介します。

  ピクトグラムは交通標識やオリンピックなどのサインとしてだけではなく、実は言葉にハンディをもつ人々のコミュニケーション手段(PIC*)としても利用されてきました。今ではWebサイトのアイコンとして、さらにはTVや新聞などさまざまなメディアで目にするようになりました。その原点を辿るとヨーロッパでの交通サインですが、100年後の今、様々な目的に利用されています。

  ダウンロードサイト(左バナー)では約1,700個(2015年時点)のピクトグラムを日本語または英語訳付きで見ることができます。内313個は日本規格協会により規格化された「コミュニケーション支援用絵記号(JIS T 0103)」の参考例です。313個は当ダウンロードサイトから無償で入手できます(共用品推進機構のHPからも可能)。これらピクトグラムはJIS絵記号とも呼ばれる視覚コミュニケーション支援のための最新のピクトグラムです。

  サイトではピクトグラムの歴史コミュニケーション、またシンボルなどについて簡単に記していますが、未来へ向けた人工言語(PICS)のアイディアの紹介も行っています。FaceBookファンページ(下方)ではPICSや新しいピクトグラムについてアップしています。どうぞこちらもご覧ください。

 「絵文字」と言うものの文字で無く、「絵」というもののイラストとも違う、、、それでいて温かみをもつ不思議な絵、、世界中の人々誰がみても分かるのがピクトグラムです。より多くの人に知ってもらえれば嬉しいです。

 どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。

潟Iフィス・スローライフ
代表取締役 林 文博
















































NPOピープルデザイン研究所
「福祉の常識」を覆すことを目的に様々な「超」福祉活動に取り組んでいる。
研究所ホームページ






































*PIC :
Pictogram Ideogram Communication (ピクトグラム・イディオグラム コミュニケーション) 1980年にカナダのS.C. Maharaj氏によって始められた言語にハンディのある人々のためのコミュニケーション方法。


*
JISコミュニケーション支援用絵記号

JIS T 0103:2005標題 コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則
英訳標題 Design principles of pictorial symbols for communication support
JIS該当ページ


 


日本PIC研究会
PIC(Pictogram Ideogram Communication)の研究者と言語障害臨床家の集まり。
研究会ホームページ


ユニバーサル・コミュニケーション(UC)

   言葉や文字(合せて「言語」)を用いないコミュニケーションの方法は?と尋ねられると、手話や点字、またジェスチャーを思い浮かべる人は多いでしょう。しかし、その他にも私たちは様々な方法を使ってやりとりをしています。

 普段の会話も、身振りだけでなく声の調子、顔の表情や指差しなどは何気なく使っている方法です。聾(ろう)の人々の手話や視覚障害をもつ人々の点字は分かりやすい例ですが「言語」以外のコミュニケーション方法は実はたくさんあります。しかし、絵を取り出して指差すことは普通は行いません。

 ここで先ず提案です。 「言語」も含めて、絵やジェスチャーからスマホなどデジタル機器まで、その場で利用可能なあらゆる手段を生かしてコミュニケーションをとるときそれをユニバーサル・コミュニケーション(UC:Universal Communication)と呼びましょう、というものです。

 例えば、下図のようなものがあれば言語にハンディのある人、視覚にハンディをもつ人々への案内方法として平等になります。近くに来れば音声が自動で鳴るというものです。「ユニバーサル・コミュニケーション(UC)サイン」です。

                



(←クリック)



 1990年代より、建物・トイレなどで、年齢や性別、ハンディの有る無しに関わらず利用できるユニバーサルデザイン (UD:Universal Design)という思想が浸透してきました。デザイン分野での万人のための思想として先進国では広く知られるようになってきました。ピクトグラムもUDの代表選手としてよく見かけます。




toyata_picto   
TOYOTAのCMに使われたピクトグラム  (c)TOYOTA,Inc



akaihane-poster
.
赤い羽根共同募金ポスター
(2009)



 一方、ユニバーサル・コミュニケーション(UC)とは、UDの概念をコミュニケーションに当てはめた方法論です。人、場面、状況に最適な方法を選んでコミュニケートしましょう、ということです。

 ピクトグラムはこのコミュニケーションの中ではとひとつの手段に過ぎないかもしれませんが、「言語」バリアーを軽減するための大きな可能性を秘めています。手話は国によって異なりますが、ピクトグラムは世界の人口66億人中最も多くの人々が理解しえる手段になりえます。

 子供、成人、言語障害者、ロービジョン、色覚障害など一部の視覚障害者にも平等なコミュニケーション手段がピクトグラムです。ユニバーサル・コミュニケーション(UC)の概念が普及して様々な場面で他の方法とともにピクトグラムが利用されている日が来ることを願います。


・・・の方法
専門的には「非言語コミュニケーション」 Non-Verbal Communication といいます。




手話
2011年に改正障害者基本法で手話は言語として日本でも法的に認められた。

















下図:「ユニバーサルデザインの教科書」 中川聰 日経デザイン編より

 
















































 

 

 

 

 

 

 



JIS絵記号とPICシンボル

 ギャラリーのピクトグラム約1,400個(2006年公開時)は当オフィスにより制作されました。その後も新しいピクトグラムが追加されており1700個に届こう(2015年現在)としています。2006年以降のピクトグラムはダウンロードサイト(左バナー)でご覧頂けます。

  JISの欄に印がある313個は2005年に公表されたコミュニケーション支援用絵記号の参考例(JIS 絵記号)です。これらはそれまで言語障害児・者に利用されてきたPICシンボル*がベースになっています。JIS規格は「PICシンボル日本版作成基準」(林 1998)をたたき台にして完成されました。絵記号としてより良いピクトグラムが作成できるようにベーシックなルールが定められたものです。

 ギャラリーの小さなピクトグラムはこれら313個および、JIS規格に基いて作成されたシンボルの計1400個です。当オフィスによって制作された整合性をもつシンボル群になりました。シンボルにした語彙・概念は20以上の資料から17,000語以上(2006年時点)をデータベース化して選ばれました。

 1,400個には、JIS絵記号の元になったPIC(Pictogram Ideogram Communication)を生んだカナダや、スウェーデンで作成されたシンボル、および日本で作られた古いPICシンボルをリメイクしたものもあります。 リメイクに当たっては、PICシンボルが教育や医療福祉の分野で長く利用されてきた経緯より、慣れ親しんだモチーフや構図をもつものはできるだけ踏襲し、絵記号としての完成度を高めるに留めてあります。継続性を重視しました。

 このような過程を踏んで2006年春に新しいピクトグラムシンボル群が生まれました。これからはUC(ユニバーサルコミュニケーション)の考えに沿って、ハンディという枠を超えてより多くの人々に利用して欲しいと考えます。またデザインについては、第三者の意見を取り入れながら修正を行ってきましたし、今後も行きたいと考えています。

  将来、これらが「非常口」のピクトグラムのように、誰もが認知できるンシンボル、また絵によるコミュニケーション方法の代表的なシンボルとして社会に広く浸透して行ければ何より嬉しいと考えています。


PICシンボル :
Maharaji C.S(マハラジ)氏が開発したPictogram Ideogram Communication で使われてきたピクトグラム。









語彙の資料例











 


ピクトグラム・コミュニケーションの未来


 ピクトグラムの代表のような
非常口サインは知らない人はいないと言ってよいほど社会に溶け込んでおり世界中で目にします。正に文字を超えた働きぶりです。

 さて、 皆さんは、このようなサインの他にどういう場面でピクトグラムが役立つと考えますか?

 例えば、外国を旅行中にお腹の調子が悪くなり病院へ行きたくなったとします。タクシーに乗って「病院」のピクトグラムを指差せば、赤十字のマークが浸透している国では「病院へ行って下さい。」というくらいのことは簡単に伝わるでしょう

ピクトグラム、病院

これは、健常者での典型例ですね。

では、言葉にハンディのある人とない人とのコミュニケーション方法について考えてみましょう。

 例えば、無人島に聾者とあなたの「二人ぼっち」になってしまったらどうでしょう。コミュニケーションの方法は手話になるに違いありませんね。二人が本当に分かり合う必要が生じた時、その方法はコミュニケーション弱者に合わせざるを得ません。現実の社会でも、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の支援者は特別なコミュニケーション方法(文字ボード)に熟達しなければなりません。


  冒頭に戻って、文字も分からない外国でのケースは、ジェスチャーや絵が有効な手段となります。 この時に旅行者が「コミュニケーション弱者」、その国の人が「健常者」となりますので、健常者は言葉の代わりに両者が分かる絵や写真を使うということが、無人島での手話やASLの人とのコミュニケーション方法に相当します。これで公平(フェア)ですね。


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  まったく同じではありませんが、似たような場面があります。レストランでのウェイターとお客さんのやり取りです。写真のメニューを差し出されたお客さん(コミュニケーション弱者)は「これ、と、これ・・」程度の言葉と指差しで伝えます。注文内容については熟知したウェイター(健常者)に責任が生じます。

  このように、あなたがコミュニケーション強者(=健常者)の時、言語にハンディのあるコミュニケーション弱者と通じ合うには、シンボルを並べたボード(コミュニケーション支援ボード)を差し出して「何にする?何を飲む?」のように、・・・レストランのウェイトレスになる必要があります。そうすることで初めてコミュニケートできるかもしれません。






レストラン・メニュー方式


 当サイトのシンボルマーク(上)はこの原則を表しています(指差しているのがコミュニケーション弱者、上の手が健常者)。絵や写真などのボードが差し出されれば指差しだけでコミュニケーションは図れるという簡単な原理です。外国でのタクシーで絵を指差しているという場面のように、その状況(人・時・場所)が理解を促すという原理を生かします。




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 このコミュニケーション方法をピクトグラムを用いて言語障害児に応用したのがカナダのMaharaji C.S(マハラジ)氏です。世界中でサインとして使われていたピクトグラムに着目して 1980年にPIC(Pictogram Ideogram Communication)を生み出しました。従ってそのシンボルをPICシンボルと呼んでいます。

  マハラジ氏は南アフリカ共和国の出身です。アパルトヘイト(人種分離政策)の時代にカナダへ亡命し定住後は市長の経験もあります。その移住までの体験が後にコミュニケーションの本質をとらえた方法を生み出したのかもしれません。日本には1990年頃より紹介されてきました(関連書籍はこちら

  ピクトグラムは絵に違いありませんが、象形文字が絵から進化したものであることからも分かるように、絵の中でも文字に最も近い絵といえます。その記号性を生かして「双方向コミュニケーション」のための道具ととらえると、全く新しいコミュニケーション方法としての可能性が見えてきます。世界共通の人工言語(林、他:国際ユニヴァーサルデザイン会議
2011)への発展も夢ではありません。

 未来思考として、当オフィスではこの人工言語の構築を目指しています。古くは、C.K ブリス(1942)や太田(1972)らが試みてきた視覚言語システムの世界です。2013年からはFaceBookページでそのためのアイディアを紹介し試行錯誤しています。ご興味ある方は是非ご覧ください。


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▼FaceBookページではピクトグラムや人工言語についてのアイディアなどさらに詳しい記事がご覧いただけます。







・・ALS(筋萎縮性側索硬化症)・・・:
発話の筋肉を含めて全ての筋力が低下し、話せなくなる運動障害。思考は清明なので対話者が50音文字版を指差して意思疎通を図る。また、HeartyLadderなどのソフトウェアも視線入力などでの利用が進んでいる。

・ 映画「潜水服は蝶の夢を見る」でもテーマになった。また、啓蒙活動として「アイスバケツリレー」でも知られた障害。





 

・・・かもしれません:
介護士が失語症の人のために絵のメニューを作り、「本当に」飲みたいものを知ることができた、というコミュニケーション例が紹介されています。。

 

 















 

 

 

 

 

 

・・紹介され:
「絵単語によるコミュニケーション-Pictogram Ideogram Communicationの紹介」藤沢和子、井上智義 大阪教育大学「研究紀要」第13号