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ホーム_お知らせ
2014/07/09   「コミュニケーションチャーム」の取扱開始〔ダウンロードサイト〕
2014/07/04   ダウンロードサイト(左バナー)の英語対応を行いました.
2014/06/13  FaceBookページ開設1周年記念キャンペーン!!(記事本ページ下)
2014/06/06  <新着ピクトグラム>「災害・防災ピクトグラム」〔ダウンロードサイト〕
2014/04/19  <新着ピクトグラム>「災害・防災ピクトグラム」〔ダウンロードサイト〕
2014/03/28  <新着ピクトグラム>「災害・防災ピクトグラム」〔ダウンロードサイト〕
2014/02/24  ピクトグラムサイン〜文字と絵の違い 〜 【ピクトグラムの会】
2014/02/15  <新着ピクトグラム>「災害・防災ピクトグラム」〔ダウンロードサイト〕
2014/01/25  診療科ピクトグラムの認知研究 〜 【ピクトグラムの会】
2013/12/06  <新着ピクトグラム>「災害・防災ピクトグラム」〔ダウンロードサイト〕
2013/11/30  Facebookページをプラグイン(各ページ最下部)しました.
2013/08/07  <新着ピクトグラム>「衣料・携帯品30373〜81」〔ダウンロードサイト〕
2013/07/26  <新着ピクトグラム>「衣料・携帯品30367〜73」〔ダウンロードサイト〕
2013/07/01  <新着ピクトグラム>PICアニメ100販売〔ダウンロードサイト〕
2013/06/10  ”Pictogram&Communication"Facebookページをスタートしました.
2013/05/17  <新着ピクトグラム>「空の動物106026〜32」〔ダウンロードサイト〕
2013/04/12  <新着ピクトグラム>「水の動物105019〜25」〔ダウンロードサイト〕
2013/03/15  PicTalk販売終了のお知らせ.
2013/03/08  <新着ピクトグラム>「陸の動物104031〜38」〔ダウンロードサイト〕
2013/01/25  AACとABA〜シンボルコミュニケーションの確立方法〜【ピクトグラムの会】
2012/12/17  <新着ピクトグラム>「テレビ302022_b」他追加 〔ダウンロードサイト〕
2012/10/15  防災ピクトグラム(国際UD会議inFukuoka)【ピクトグラムの会】
2012/09/22  ダウンロードサイトメンバー登録1000人突破キャンペーン!(10/14まで)
2012/09/10  通園施設での絵記号時間割ボード【ピクトグラムの会】
2012/06/13  <新着ピクトグラム>「道具・日用品305091〜97」〔ダウンロードサイト〕
2012/05/18  ピクトグラムデザイン単純化手法について 
2012/04/02  印刷専用の簡単ソフト、ピクトプリントver.3.0 リリース!! 
2012/02/04  <新着ピクトグラム>「道具・日用品305084〜90」〔ダウンロードサイト〕
2011/10/11  <新着ピクトグラム>「家具・家電302046〜052」〔ダウンロードサイト〕
2011/10/01  UD会議論文:「ピクトグラムを利用した・・・の提言」PDF(1.19MB)
2011/07/26  <新着ピクトグラム>「街・施設402069〜075」〔ダウンロードサイト〕
2011/05/17  カタログでのピクト利用例【ピクトグラムの会】
2011/04/07  ピトグラム&コミュニケーション〔ダウンロードサイト〕 公開


 
コミュニケーションチャーム
〜ハンディのある人をサポートする心意気を示すサインです!!〜
コミュニケーションチャーム

*コミュニケーションチャームはNPOピープルデザイン研究所によって制作された手のひらサイズのコミュニケーションボードです。ベルトや鞄などに付けて、街中で、「ハンディのある人、困っているひとをサポートします!」という意志を示すものです。チャームを持つ人の心意気もデザインもとってもカッコイイですね!


 
PICTOPRINT
 ver.3.0

〜PICシンボルデータベース&超簡単!印刷ソフト!〜


当サイトのシンボル(PicTalk収録シンボル約1400個)とスウェーデンなど他国でのPICシンボルなど計約2700語を収録した印刷専用のソフトです。PICBOOK、PicTalkの追加シンボルとして、また、コミュニケーション支援ボード用にご利用下さい。とっても使い良いソフトです♪


ピクトプリントver.3.0


                              *詳細とご購入はこちら

サイトの案内
   
  ピクトグラム、初めまして 

 本サイトは、絵文字として知られるピクトグラム(pictogram)の新しい利用方法、またそれらを用いたコミュニケーション方法の啓蒙を目的としています。ピクトグラムは視覚コミュニケーションのための理想的かつ普遍的なシンボルといえます。その可能性についてこれまでの実例と未来の視覚言語システムを前提にご案内いたします。

  "Simple is best"、ピクトグラムはマークやサインとしてだけではなく、Webサイトのアイコンやプレゼンなど様々な分野で広まってきました。これからも、ユニバーサルデザイン(UD)やアクセシブルデザイン(AD)という視点からは、言葉にハンディのある方や子供や高齢者、外国人などの情報弱者にも優しく、福祉の街づくりにも益々役立っていくことでしょう。

  ギャラリーでは約1400個のピクトグラム(2011年以降はダウンロードサイトからご覧いただけます)を日英語彙付きで見ることができます。内313個は日本規格協会で制定されたJISコミュニケーション支援用絵記号(JIS T 0103の参考例です。これらは共用品推進機構もしくはダウンロードサイト(左上バナー)から無償でダウンロードができます。

  サイトの前半では、ピクトグラムの起源、サインとしての成り立ちやコミュニケーション用シンボルとしての歴史、そもそもピクトグラムはなぜ優れたグラフィックデザインとして浸透してきたか、について考えます。 写真でもイラストでもないピクトグラム、、、奥深い温もりのあるとっても不思議な絵(picture)について知って頂ければと思います。

  後半では、そもそもコミュニケーションとは何か?について考え、90年代より言語にハンディのある人たちに活用されてきた双方向のコミュニケーションシステムPICとそれを発展させた人工視覚言語(PICS)のアイディアを紹介します。

  当サイトは、ピクトグラムとコミュニケーションについて再考し、ノン・バーバルなコミュニケーションも尊重するユニバーサル・コミュニケーション(UC:Universal Communication)社会の形成を目指そう! という提案の場でもあります。 どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。



オフィス・スローライフ
  当サイトは「ピクトグラムの利用と普及を考える会」と連携、また日本PIC研究会の活動を支援いたします。


DTP WORLD 
   
「特集 コミュニケーションデザイン」p54-57「コミュニケーションとピクトグラムの可能性」でJIS絵記号やシンボルコミュニケーションについて寄稿。内容がこちらからご覧いただけます。
 






NPOピープルデザイン研究所
「福祉の常識」を覆すことを目的に様々な「超」福祉活動に取り組んでいる。

















































*
JISコミュニケーション支援用絵記号:

JIS T 0103:2005標題 コミュニケーション支援用絵記号デザイン原則
英訳標題 Design principles of pictorial symbols for communication support
JSAホームページ


*PIC :
Pictogram Ideogram Communication (ピクトグラム・イディオグラム コミュニケーション) 1980年にカナダのS.C. Maharaj氏によって始められた言語にハンディのある人々のためのコミュニケーション方法。





日本PIC研究会
PIC(Pictogram Ideogram Communication)の研究者と言語障害臨床家の集まり。
 

ユニバーサル・コミュニケーション

  言葉や文字を用いないコミュニケーションの方法といえば、一般には手話やジェスチャーを思い浮かべます。しかし、これら以外でも私たちは様々なコミュニケーション方法を使ってやりとりをしています。

 普段の会話も、ジェスチャーだけでなく、表情や指差しなどは何気なく使っている方法です。聾(ろう)の人々の手話や視覚障がいの人々の点字は分かりやすい例ですが、それだけでなく声・言葉以外のコミュニケーション方法はたくさんあります。

 「言語」を使わないコミュニケーションを「ノン・バーバルコミュニケーション」と呼びます。そして、さらに一歩進んで、声・言葉を始め、ジェスチャーからタブレットPCやスマートフォン機器まで、利用可能なあらゆる手段を生かしてコミュニケーションをとるとき「ユニバーサル・コミュニケーション(UC:Universal Communication)」と呼びたいと考えます。一方向、双方向を問いません。

 例えば、下図のようなものがあれば言語障害、視覚障がいをもつ人々にも案内用サインとして平等になります。正面に立てば音声が聴こえるというものです。

                


(←クリック)

 

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 1990年代より年齢、性別、ハンディキャップの有る無しに関わらず誰もが利用できるユニバーサルデザイン (UD:Universal Design)の概念が浸透してきています。最近では、テレビのCMでもこの「ユニバーサルデザイン」というフレーズや思想、またピクトグラムもUDの代表選手としてよく見かけるようになりました。




toyata_picto   
TOYOTAのCMに使われたピクトグラム  (c)TOYOTA,Inc

akaihane-poster
.
赤い羽根共同募金ポスター
(2009)



 ユニバーサル・コミュニケーション(UC)はこのUDの考え方に近いと言えます。言語、非言語的コミュニケーション方法の種類に関わらず、また障がいの在る無しに関わらず、状況と場面に最適なコミュニケーション方法の在り方です。

 ピクトグラムを使ったコミュニケーションはユニバーサル・コミュニケーションという枠でとらえると一手段に過ぎません。しかし言葉のバリアーを軽減する目的からは大きな可能性を秘めたコミュニケーション方法です。同じ視覚言語でも、手話は国によって異なりますが、ピクトグラムは世界の人口65億人の中で、最も多くの人々が利用可能なコミュニケーション手段になりえます。

 日進月歩で狭くなる世界において、これからは案内用サインというピクトグラム利用から一歩進んで、様々なメディアでの利用、そして言葉にハンディのある人々との、また海外で言葉が通じない時のコミュニケーション手段として利用拡大が期待できます。

 外国人、子供、成人、言語障害者、健常者の区別が無く、平等なコミュニケーションシンボルであるピクトグラム。ユニバーサル・コミュニケーション(UC:Universal Communication)の思想が普及し、駅や交番、さらにレストランや街中など、、、様々な場面でピクトグラムが指差されている日が来ることを望みます。



 
手話
2011年に手話は言語として日本でも法的に認められた。。















・・・下図:「ユニバーサルデザインの教科書」中川聰 日経デザイン編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しいピクトグラム・絵記号

 本サイトのギャラリーのピクトグラム約1400個は当オフィスにより制作されました。

  JISの欄に印がある313個は2005年に公表されたJISコミュニケーション支援用絵記号の参考例(JIS絵記号)です。これらはそれまで主に教育分野で言語障害者用に利用されてきたPICシンボル*がベースになっています。
 
 JIS規格(JIS T 0103はシンボル作成のための作図原則であり、視覚コミュニケーション用のシンボルとしてより良いピクトグラムが作成できるようにベーシックなルールが定められています。これは林 文博の「PICシンボル日本版作成基準」(1998)をたたき台として補完、完成されたものです。

 ギャラリーのピクトグラム・シンボルは、JIS規格の参考例約300個と、規格に基いて新たに作成されたシンボル群の約1100個より成ります。参考例と同様に当オフィスにより制作されており、整合性、統一性をもったシンボル群になっています。各シンボルの語彙は20以上の語彙資料よりなる17000語以上のデータベースを基に選択(2007)されています。

 また、PIC(Pictogram Ideogram Communication)を生んだカナダや、国レベルでPICに取り組んできたスウェーデンにおいて作成されたシンボル、および日本で1990年頃より林が制作してきた旧PICシンボルをリメイクしたものもあります。

  リメイクに当たっては、PICシンボルが長年にわたり臨床現場で利用されてきたことより、 優れたモチーフや構図をもつシンボルについてはできる限りそれを踏襲し、JIS規格に基づいて絵記号としての完成度を高めるに留めてあります。これまでに日本PIC研究会の活動を通じて多くの人々に使われているため、継続性を重視しました。

 このような過程を踏んで新しいピクトグラム・シンボル(JIS準拠版)が生まれました。これらは長きに渡って社会的により広い分野で利用されていくべきものであるという考えより3年の期間をかけて制作されたものです。さらに、今後も利用者の意見を取り入れてさらに良いものに修正されていくでしょう。

  将来、これらが「非常口」のピクトグラムのように、誰もが認知できるンシンボル、また非言語コミュニケーションの代表シンボルとして社会に広く浸透して行ければ何より嬉しいと考えています。


 


PICシンボル :
Pictogram Ideogram Communication で使われてきたピクトグラム。









語彙の資料例











 

 


ピクトグラムの未来


 
建物内でのトイレや非常口サインを知らない人はいないと言ってよいほど社会に溶け込んでいます。もはや文字以上の働きぶりです。

 皆さんは、他にどういう場面でピクトグラムが役立つと考えますか?

 例えば、外国を旅行中に、お腹の調子が悪く、病院へ行きたくなったとします。タクシーに乗って「病院」(下図)のピクトグラムを指差せば、赤十字のマークが浸透している国々では「病院へ行って下さい。」という意図は伝わると思いませんか。
ピクトグラム、病院

  また、自由に言葉が使える人と不自由な人のコミュニケーションでは、使える人の方がリードしなければなりません。極端な例ですが、無人島で手話で話す人と健常者の「二人ぼっち」になってしまった時、コミュニケーション手段は手話になるに違いありません。本当にお互いに分かり合う必要が生じた時、その方法はコミュニケーション弱者に合わせることが求められるのです。

 同様に現実の社会でも、言葉が不自由な人の意思を知るには、その人の表出方法、手段に合わせることが求められます。ALS(筋萎縮性側索硬化症)の人々のコミュニケーション方法は良く知られます。しかし、声・言葉、さらに文字が利用できない場合は、絵やシンボルを差し出してみてはどうでしょう。伝えたい事を一緒に探すところから始めます。

  似たような場面が普通の生活場面でもあります。レストランでのウェイトレス、ウェイターとお客さんのやり取りです。写真のあるメニューを差し出されたお客さんは「これ、と、これ・・」程度の言葉と指差しでコミュニケーションが図れます。この時注文内容についてはウェイトレス、ウェイターに責任が生じます。

  絵やシンボルを利用できるコミュニケーション弱者を前にしたら、シンボルを並べたボードを差し出して、「何にする?何飲む?」と、・・・レストランのウェイトレス、ウェイターの立場になり、指差しを促しましょうリードするのは健常者です。





レストラン・メニュー方式

 当サイトのシンボルマーク(上)はこうした原則を表しています。ある状況の中で、絵や写真などが差し出されれば、言葉でなくても指差しだけでコミュニケーションは図れるという簡単な原理です。外国でタクシーにのり、地図を指差しているという場面のように、その「状況」が文法となり、理解を促すという法則を生かします。



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 PIC(Pictogram Ideogram Communication)はこの普遍的なコミュニケーションのあり方を、言語障害児に応用するために1980年カナダのMaharaji C.S(マハラジ)氏によって始められました。そのために利用されてきたシンボル(ピクトグラム)をPICシンボルと呼んでいます。

  マハラジ氏は南アフリカ共和国の出身です。アパルトヘイト(人種差別)の時代に英国を経由してカナダへ亡命をしてきたという経歴の持ち主であり、定住までに多くのハードルを越えてきました。カナダでは市長の経験もあります。その移住までの数奇な人生がコミュニケーションの本質をとらえた方法を生み出したのかもしれません。

 日本では1990年頃より藤沢和子、井上智義らによって紹介され、実践と研究がなされています。また言語障害の分野のみならず日本語教育を含めた異言語コミュニケーションでの利用研究も行われています。PICがJIS絵記号(コミュニケーション支援用絵記号:JIS T 0103)へ進化したことで、今後一般社会での拡がりが期待されます(関連書籍はこちら

  ピクトグラムは絵(picture)に違いありませんが、単なるグラフィックシンボルや案内用サインとしてだけでなく、文字に近い記号性を生かして「双方向コミュニケーション」のための手段ととらえると、新しい時代の新しいコミュニケーション方法としての役割が見えてきます。世界共通の人工言語への発展も夢ではありません。



▼FaceBookページではピクトグラムや人工言語についてのアイディアなどさらに詳しい記事がご覧いただけます。

 








 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・ALS(筋萎縮性側索硬化症)・・・:
発話の筋肉を含めて全ての筋力が低下し、話せなくなる。思考は清明なので対話者が50音文字版を指差して意思疎通を図る。映画「潜水服は蝶の夢を見る」でもテーマに

 

 

 



・・・促しましょう:
介護士が失語症の人のために絵のメニューを作り、本当に飲みたいものを知ることができた、という失語症者とのコミュニケーション例が紹介されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・紹介され:
「絵単語によるコミュニケーション-Pictogram Ideogram Communicationの紹介」藤沢和子、井上智義 大阪教育大学「研究紀要」第13号